派遣という働き方とか、について

かれこれ、20年くらい前、会社員の頃だけど派遣を使う、使わないでよく会社で揉めていました。あの頃は一人で空回りしていましたね。派遣は駄目だよって、言っても誰も聞く耳もたない。そんな感じで一人で反対していました。その頃は政治家は国を動かしていると思っていたので、幾度となく政治家へ連絡したりしていました。ちょっとだけ一人で国家権力と戦ったこもあります。こてんぱんにやられましたが・・・

派遣法(略称)の制定は、自分が社会人になる前、1985年に制定されました。派遣法について知っている人は少ないし、興味もない人が大半です。自分はたまたま、労働法を学ぶ機会があったので派遣労働は駄目な事って知っていただけですが・・・
何故駄目なのか?考える人、未だにほぼ居ないですね。その辺りを議論できる人に大学教授の他にお目にかかったことありません。非常に残念なことです。簡単に説明するとですね。派遣は人身売買ということです。わかりやすくいえば中世の奴隷、日本でいえば明治時代以前の人身売買とかでしょうか。近代になって奴隷も人身売買も法の上では禁止になりました。今でも憲法、民事法にはそう書かれています。そういう歴史があって、世界的に表面上は封印としました。日本も例外ではなかったのです。

派遣労働が人身売買?って思う人もいるかもしれませんが、明らかに人身売買ですよ。本来、労働は労働者+使用者という関係でなければなりません。搾取、責任問題等です。そこに搾取する会社なり、人が介在すると、三角関係になると責任の所在も曖昧、賃金も搾取されます。これは、今でも法は中間搾取禁止といっています。奴隷、人身売買という黒歴史から先人が勝ち取った権利でもあります。無料で人の時間を奪う権利を良しとする社会や風潮や自分だけ助かれば良いという思考が異常だと思います。

では何故、人身売買禁止、中間搾取禁止の立場の国が規制していることが合法的なのか?それは都合の良いように憲法、民事法、労働の特別法として派遣法(略称)を作ったからです。ほかにも都合の良いように特別法を作り続けていますよ。覚えられないくらいにね。消費税なんかも似たようなものじゃなでしょうか?本来所得税という形で取っているのにさらに所得税という名目で取れないから、名前だけ変えて毟り取るのが消費税です。消費するから税という訳ではないことは確かです。私からいわせれば二重、三重、五重課税です。あと、相続税なんかも本来は所得税です。このように、真逆な趣旨に塗替えられて、基本六法なんて絵にかいた餅となっています。面白い事に誰も反対しないのですね。この国の人たち。法律家ですら、だんまりですよ。異常ですし、狂っていますね。3S政策で可愛い子羊ちゃんへ育てられた結果ですね。
可処分所得が下がっている原因は増税だけじゃく、こういったことも影響していることは確かです。だって、中間搾取されているのですから。

結論、派遣は悪です。悪法も法なりとは権力側の方便です。悪法は法ですらありません。法とは文字ではなく、内在する多種多様な時代によって変化する、また、普遍的な事象や価値を表すツールにすぎません。

第二次世界大戦後のまま、見える世界だけ付け変えて、中身はアメリカの51番目の州でありつづけるのが、このにっぽんという国です。三権分立も二大政党制も茶番です。国民全体が奴隷なのです。色んな産業障壁も撤廃されました。今後あるのは、どこかの国の再下請けという道です。国内で少ない仕事を奪い合い、少子化による影響で物は売れず、衰退して、消滅するのがこの国です。今の政治家は支配者からの指示で動いているだけなので、操り人形にすぎません。人によっては収入の7割近く、平均的には6割、5割が収入から税へと搾取されます。百歩譲って重税で老後、福祉、その他生活に不安なく生活できるなら、それも良いのでしょう。しかしながら、全くその逆で生活はおろか、様々な権利まで奪うところまできています。否、もともとそのような権利は与えられていなかったと考えるのが自然かもしれません。だとしたら改めて権利とは何か?最初から考え直すことが必要なのかもしれません。
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昨今の強盗、情報流出について

その前に収入の6割近くが税金って?まじで殺しにきてるよ。ニッポン!
あと、最近まじで激務でブログを書くことすらできんかったわ~
あくまで想像のお話です。個人資産(タンス預金)の情報って、銀行か、税務署、国税庁くらいしから調べようがないよね。勿論、区役所とかも口座内容は調べることは可能だろうけど、昨今の情報漏れって、国が主犯なんじゃないか?って思う。
国にはそれだけの理由があるよね。インフレ、新紙幣、国債、多国籍企業(株主)への貢物等、タンス預金は100兆円以上あるといわれているから(もっとあるかも)いずれにしても、それらの金額は国は把握している。タンス預金を新紙幣に変わる前に吐き出させるために、強盗をしている面をあるのでは?それと増税が酷いけど、これは絶対にこれ以上貯蓄はさせないという国の意思を強くかんじるね。
強盗団が何故止まらない?日本の警察は優秀なはず?だったよね。話は少しだけ脱線するけど、ちょっと前にクレジットカードの不正利用にあったことがある。クレジットカードでアイリスオーヤマの冷蔵庫を勝手に購入されていたのだけど、発送前に気が付いたため、実際は被害にはあっていない。その時警察へ被害届を出そうと出向いたわけだ。当然実害がないとのことで、被害届は受理されず。。。ごねればできたのかもだけど、面倒なので相談のみとした。しかし、後日、警察から連絡があったよ。3日くらい後かな。犯人を特定したとのこと。でもね。海外での犯行で、割と軽微な事件なのでこれ以上は追うのをやめると言っていた。所轄の警察でさえ、数日で犯人までたどり着くんだよ。
さて、話を戻すが、これだけの強盗の主犯にたどり着かないほうがおかしいよね。しかも実行犯は軒並み拘束しているのだよ。数日前も墨田区で強盗があったよね。電話、ネットの盗聴なんて国からしたらお手の物だよ。なのに終わらない強盗。意図的にやっていると考えるの自然だよね。どうしてそう思えるか?それは、お金のために国民を殺して戦争する国だよ?お金のためにワクチンで国民を殺す国だよ?今まで散々薬害問題あったのにも関わらず、今度はコロナワクチンで殺人をしているのだよ?給料が上がらないように仕向けて、増税する国だよ?このくらいするでしょ。なんでもありなんだよ、この日本っていう国は。。。。
というわけで、今、無政府状態で庶民ができることは節税くらいしかできないかもね。

無思考国家(秋嶋亮)+「ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」の感想②

いまだに無知な私の読書感想の第二弾
秋嶋亮(響堂雪乃)著を初めて読んだのは「ディストピア・ジャパン」です。どういう経緯でこの本を手にとるきっかけになったかというと、当時「ショック・ドクトリン」を読んでいて、手に取るまでの経緯は覚えてはいないが、その時欲していた、何かののワードから、たどり着いたのだと思う。まだ、この時点ではそれほど、無知だとか、知能の破壊というものに今ほど敏感ではなかった気がする。頑張ればなんとかなるとか、そういう風に思っていたのではなかろうか。正に知能が破壊された状態だったわけだ(今でもです)それから数年、「ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」を手に取ることになります。この本を読んだ時は衝撃が走りました。似非政治も真の権力者もなんとなくは、こうだろうな?という、思いはありました。しかし、これほどまでに学術的で、多方面に光をあて、現在、過去、未来を簡潔に記した書はあっただろうか。と、つくづく自分は無知なのだと思う。
普段の会話で、仕事で、家庭で、私は何気なく「税金が高い等々」を言うことがある。10人中、10人は嫌な顔をする。(著書にも似たような件りがあります)拒絶するか、陰謀論者だと思われるかのどちらかです。以前、YouTubeで「ひろゆき」が「政治の話をするやつは面倒くさい奴なので関わるな」と発信していましたが、そんな低能な輩にも影響されているとは、なんとも情けない社会ですね。著書では認知的不協和と言っている。わかりやすくいえば、「自分の理解を超えるものは陰謀論」という風に、事実は置き去りに、事実は見なかったこと、無かったことになる。
なんとなく生きている人に問いたいが、この国で正常に機能している事はあるのだろうか。税金(特別会計等)、労働環境(非正規)、移民問題、横田空域、立法問題(日米合同委員会)、環境問題、原発問題、言論統制問題、洗脳問題、役人天国問題、輸送問題、年金問題、社会保障問題、国債問題、教育問題、奨学金問題、女性の労働環境、政治の機能問題、憲法問題、無政府状態、食料問題、貧困問題、自殺問題、賃金問題、インフレ、過疎地の交通機関、農地の活用問題、住宅問題、空き家問題、少子化問題、等まだまだあります・・・いかがだろうか。実質賃金は下がる一方、所得は下がるが年金・保険は30年前の2倍以上、所得税・消費税は上がる一方、社会保障は削減の一途、所得と税の反比例で正常だとでもいうのだろうか。私には殺しにきているとしか思えない。法人にかかる税と役員や社員にかかる税は6割を超えていると感じている。法人には法人税の予定納税という意味不明な制度があるのだが、その年度の国税、地方税、消費税、年金、社保を払い、さらにその年度の法人税の2/3を次年度も同じと考え、徴収されるという悪夢のような制度がある。大半の法人は消費税と予定納税のために借金をしているのが現実なのだ。物価があがり、所得は下がり、税は上がる。税は特別会計を経由して役人、ファミリー企業、多国籍企業の懐に入るのだからまともな経済なわけがない。特別会計、国債は著書でも、「石井 紘基の日本が自滅する日」でも、「松浦武志 特別会計への道案内」でも詳細に書かれている。
次に、庶民は奴隷だと、理解できる事を以下に記してみた。
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特別会計(裏帳簿)非開示の手法
・裏帳簿(合法)
・損失の飛ばし(合法)
・不正融資(合法)
・使途不明金(合法)
・背任(合法)
・利益供与(合法)
・不正経理、粉飾経理(合法)
・帳簿の不開示(合法)
・マネーロンダリング(合法)
庶民の会計手法
・裏帳簿(懲役・重加算税・罰金等)
・損失の飛ばし(懲役・重加算税・罰金等)
・不正融資(懲役・重加算税・罰金等)
・使途不明金(懲役・重加算税・罰金等)
・背任(懲役・重加算税・罰金等)
・利益供与(懲役・重加算税・罰金等)
・不正経理、粉飾経理(懲役・重加算税・罰金等)
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書いていて、はらわたが煮えくりかえりそうだが、これは、現実の一端でしかなく、故 石井 紘基も言っているが、法が法を犯すとき国が滅ぶと言っている。法が法を犯すとはどういうことか、A基本法が殺すなという趣旨なのに対し、A基本法の特別法のAB特別法は殺しても良いという趣旨を作り運用したら、なんでもありの社会になる。このように憲法の三原則に反する、特別法(悪法)は数えきれないくらい乱発され、意図的に煩雑な法体系、手続きで惑わし、思考を奪っている。罪刑法定主義の刑法は別として、他の法は司法さえ、まともなら、そんなに多くの法は必要ないだろう。民主主義も三権分立は建前であり、支配者が法といえる。著者がいうように、この国は社会主義国家である。
ここからは日記になります。以下に、岸田文雄首相の、とあるニュース記事を一部抜粋した。
「政局への影響については、「偉大な政治リーダーを失ったわけだから、さまざまな影響がある。影響がないとは言えないと思っている」とした上で、「今はまさに戦後最大級の危機に直面している状況。こうした状況の中で、やはり有事の政権運営を考えなければならない」と述べた。」
(戦後最大級の危機)と(有事の政権運営)というワード、憲法改正と国民の財産の没収を実行計画、実際にどういう手法でくるのかはわからないが、アベノミクス成長戦略の続きで、農業自由化・労働規制撤廃・医療自由化という形で進行はあり得る。コロナ、ワクチン、統一教会としつこく報道←ニュースってこれしか流れてないよね?
つづく。

無思考国家(秋嶋亮)の感想

秋嶋亮の著書を読むのは、4冊目となります。漠然と思っていた事象を見事に深堀し、体系化し、論理的に解説しているのには、驚くばかりです。初めて読む方は「ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」からをお勧めします。この国の真実と未来が的確に書かれています。両方読まないと理解できないかもしれません。「無思考国家」は、それら(秋嶋亮)著書の基本書のような物かなと思いました。あくまで私の感想です。
さて話は変わって、ブログを20年ぶりに再開しようと思います。SNSが出たことで、ついつい手軽なSNSに傾倒してしまっていましたが、凡人以下の自分は改めて本を沢山読み、こうして感想文を書くとか、政治ネタを書くとかしないと、白馬社広報の「まりなちゃん」が言うように脳が退化しています。
ここでまた、「無思考国家」の話に戻りますが、小分類としては「税金、社会保障、労働環境、既得権益、マスメディア、パンデミック、ファシズム」に思考問題を織り交ぜ、空想の根拠ではなく、事実に基づいた根拠を示し、解説したものとなっています。私のような馬鹿でも理解できる大変優しく編集された本です。中でもMMT(現代貨幣理論)の項はかなり長編となっていて、危うく世間の論調に洗脳されかけた、私にもよく理解できました。著書の中に「山本太郎が間違ったことを言うわけがない」というフレーズに、思わず恥ずかしくなりました。というのも一時、それに近い事を思った時期もありました。ただ、山本太郎の全体像を見てその考えはすぐに撤回されましたが・・・・・決して山本太郎を全否定するもではなく、一部、体制に取り込まれているのだろうなという感想です。真の反対勢力、真の野党なら、国策の餌食になっていても不思議ではないのに、当選までしていますからね。ガス抜きを疑わないほうが可笑しいですよね。ただ、山本太郎は街頭演説でこのような発言をしていました。「特別会計に触れると殺されますからね」と・・・今は、あえてピエロを演じている可能性もありますが、今の論調では山本太郎本人も支持者も覚醒はほど遠いですね。
ここからは、私の考えと感想を織り交ぜた事を書こうかと思います。まず、非正規労働についてですが、これは奴隷です。過去の歴史からして、三角関係の雇用関係は戦後、派遣労働等の人貸しは禁止したという経緯によって、制定され、それを禁止するに至る内在的価値、人身売買にあたるとして封印され、今もなお、中間搾取含め民事法上は禁止なのです。まあ~法律の単なる条文云々以前に資本家から搾取され、さらに、派遣元に搾取され、交渉なんて皆無な労働なんて、糞以下です。さらに各種税金で搾取ですよ。どんだけ搾取されて頭お花畑なんだよ!と私は叫びたい(笑)著書ではこの搾取連鎖、構造はさらに加速すると言っています。
次にファシズムですが、著書ではコロナに絡めて書かれていたりしますが、政治学者のローレンス・ブリットの「初期症候」に記されている内容と現実と著書が合致します。まあ~コロナとか、原発問題とかと絡めると、陰謀論だ~と騒ぐ輩が湧いてきそうですが、仮想敵国を作り、テレビで妄信して、ネットの情報を鵜呑みにし、現実は、かなりやばいのではないでしょうか。そして改憲への足音が聴こえる時代にあって、手遅れ感しかないのですが、洗脳された人には「きけわだつみのこえ」を読んでもらいたい。
今回はここまでとします。続きも書きます。
著者の秋嶋亮は、全ての人共通の見方や生き方はなない、各々自分の頭で考え、支配者に立ち向かうくらい強くなれと言っているかも?なんて思ったり思わなかったり。